インプラント
歯のなくなった所に人工の歯根を植えて、しっかりとあごの骨と固定した後に人工の歯を装着し、「第2の永久歯」をつくる治療です。
インプラント治療に関しては効果を上げるために、まず第一に患者さんの歯牙保存を徹底的に行い、次に骨が失われないことを考え、もし失われていればそれらを増やすことにチャレンジします。使用するインプラントも医療先進国アメリカでも最も信頼性が高いとされているノーベルバイオケアを選択。
インプラントの特徴
自分の歯と同じ感覚で食べられる
インプラントは顎の骨にしっかりと固定されるので、硬い食べ物なども自分の歯のようにしっかりと噛むことができます。
審美性に優れ、見た目が自分の歯と遜色無い
入れ歯のように、歯を固定する金具が見えることはありませんので、見た目が自然で、お口の中が気になりません。
周りの歯を傷つけない
入れ歯やブリッジでは、周りの歯を使って人工歯を固定させるため、負担がかかってしまいます。
インプラントは周りの歯を傷つけずに治療できます。
歯を失った部分の骨の顎が痩せない
歯を失った後そのままにしておくと、顎の骨に刺激が無くなり、次第に骨が痩せていってしまいます。
インプラントを埋入することで、噛む力を顎の骨に伝え、骨が痩せるのを防いでくれます。
インプラントの流れ
STEP1 検査と治療計画
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により治療法には様々な選択肢があります。
担当医がお口の中を実際に診るのはもちろん、レントゲンやCTを用いて多側面から治療方針を決めていきます。
当院では、インプラント診療において必要なCT撮影にて、CT画像診断を行っております。
STEP2 一次手術
図のように歯茎を切開して顎の骨を削り、インプラントを埋め込みます。骨を削るというと怖いイメージですが、麻酔を使用しますのでほとんど痛みを感じることはありません。
STEP3 治癒期間
一次手術の後、通常は約3から6ヶ月の治癒期間をおきます。インプラントに使用されているチタンは、骨とインプラントが結合する性質を持っています。この期間では、仮の歯を使用できることもあります。
STEP4 二次手術
骨とインプラントが結合して安定した後にインプラント体の頭の部分を露出し、そこに人工の歯との連結部分(アバットメント)を装着する処置を二次手術といいます。この状態で歯ぐきが治るまで、通常約1週間から6週間おきます。
STEP5 人工の歯を製作・装着
歯茎が治った時点で型を取り、上部構造(人工の歯)を作ります。色や形は人それぞれ違いますので、各々に合わせて製作してインプラントに取り付けます。この上部構造は、様々な素材のものがありますので、先生とよく相談して決めましょう。